ごねんぶりにどめの

時代を嘆くなって、言ったじゃないか!

流れ星は願いをすこしも裏切らない―『なうぇすと(初回盤)』one chance MV&Making感想―

2016年11月30日、ジャニーズWEST3枚目(ミニアルバムも入れれば4枚目ですね)のアルバム『なうぇすと』がめでたく発売となりました。年イチペースでコンスタントにアルバムを出し、それを引っさげたコンサートをするというサイクルが現段階で出来上がっているのはありがたいことではないかと思います。

さて、今回のアルバムには流星くん出演のドラマ『レンタル救世主』の挿入歌である『one chance』のMVが収録されています。今まででいちばん真面目にダンスしているという噂は以前より聞いていたけど、本当にずっと踊ってるね?!この人たちジャニーズだあ!!というのがMV視聴後のざっくりとした印象。大分失礼ですね。それに加えて、当然と言えば当然なのですが、なんだかんだでこの曲はジャニーズWESTの曲でありながらも流星くんのための曲だと感じたので、流星担の皆さんが少し羨ましくなります。こんなカッコいい曲中で出演ドラマの台詞を言えることが許された担当を持ったら最高じゃないですか?

MVを撮る曲にこのような曲を選んできたということは、偉い人たちがジャニーズWESTをおちゃらけた路線だけで売り出す気がそろそろ無くなってきているというものだと見なしていいのだろうか。わちゃわちゃした仲良しグループというだけではきっと早々に限界が来るはずだし、むしろギャップを生み出しやすいキャラクターなのだからそれを利用しない手はないだろうというのが個人的な意見。今年発売のシングルに着目すると、『逆転Winner』でしっかりめのダンスを踊り新境地への第一歩では?と思ったら『人生は素晴らしい』で逆行してしまったという見方も出来てしまえるので、今回『one chance』という曲が与えられたことで、ファンとしては「まだまだ開拓の余地はあるんだぞ!」と強気な気持ちを取り戻した気分です。

続きを読む以降は覚書用の感想メモ。

なうぇすと(初回盤)(DVD付)
 

 

 

続きを読む

きみは最高で最強の当て馬―映画『溺れるナイフ』を見てきました―

 


『溺れるナイフ』本予告

本日2016年11月5日公開の映画『溺れるナイフ』を見てきた。重岡担の皆さんは試写会の感想やら解禁映像やらかいつまんで提供される情報を手に入れる度、ずうっとそわそわしていたと思う。もちろんわたしもその一人。関係者向けの試写会に行ったであろう非ジャニオタの方が重岡くんを絶賛している時なんて、最高にもどかしくて最高に誇らしかった。例えばこれとか。

 ようやくそのそわそわから解き放たれた今日。ひとりで映画館の最後列を予約して、ホットコーヒー片手に2時間の時を過ごした。エンドロールまではあっという間だった。映画を見終えて映画館を出る時のわたしは放心状態に近くて、足元がどこかふわふわしていた。

以下あれこれ書いているのですが、映画『溺れるナイフ』を皆さん是非見て下さい!!!超オススメ!!!とおおっぴらにお勧めする気持ちは湧いてこない。重岡くんの仕事っぷりが沢山の人の目に触れてくれるのはとてもありがたいことだけど、誰にも言わず隠しておきたくなるような密度の高い空気感もある。

でも少しでも気になっている人は、どんな理由でも構わないので見に行ってみて下さい。上映後、ひとりで見てよかったと思ったのと同時に、誰かとこの映画を見てすぐに手近なカフェにでも入ってめちゃくちゃに感想を言い合いたいとも思った。だからせめてこの映画についての色んな人の感想をインターネットの海から拾い上げてみたいです。

ということでここからはネタバレ含む感想を書き残しておきたいので、何も知らないまっさらな状態で映画を見たいですと言う方は見ないことをおすすめします。重岡担なので大友の話に偏りがちなのはご容赦いただければと。重岡くんが大友役として選ばれたことにただひたすらに感謝しながら今夜は眠るつもりです。

【2016/11/6ネタバレじゃない追記】

昨日ブログを書いてから思ったこと。

前評判を受けて “重岡担として”溺れる覚悟をして臨んだ割には、予想外にも重岡くんがかっこよすぎてツライヨーとはならなかった自分に驚いている。いや、もちろん大友の登場シーンを全て切り取って一気に流せば間違いなく大友に惚れたくなると思うのですが。思うに、夏芽を中心に回る映画だったからあくまで大友は当て馬としてしか見られなくて、コウちゃんに執着する夏芽の気持ちにそれなりに共感していたのでは、と。

 

 

 

続きを読む

青春を捧げた人よ生まれてきてくれてありがとう②

一年前の今日は『47』を見ていた。今日は『∞UPPERS』を見ている。関ジャニ∞のコンサートではわたしが最後に行ったコンサート。3年ぶりのコンサートだった。ゴンドラに乗って上から降りてきた豆粒程度の大きさにしか見えない7人に感激して泣いたことを今でも覚えている。

 去年の11月3日に、自分的には十二分に熱量をこめた記事を書いたのでもういいだろうと思っていたけど、やっぱり11月3日は特別な日だし何かを言わずにはいられない。それだけ錦戸さんの存在の大きさを、重岡担を名乗る今になっても日々噛み締めている。

 若気の至りと語りたくなる情熱は全て錦戸さんに費やした。17歳の錦戸さんと、11歳のわたし。男女問わずアイドルになんてまるで興味のなかった一人の運命があの点から大きく動いた。テレビの画面越しに一目ぼれしたあの時を除いて、後にも先にも一目ぼれなんて漫画のような出来事は我が身に訪れなかった。今だって、いちばん好きな顔の男性はと聞かれたら関ジャニ∞錦戸亮だと自信を持って答える。*1

ちょうど∞UPPERSの頃にジャニオタから一度足を洗ったので、あれで関ジャニ∞のコンサートは最後だろうと思っていた。しかし何の巡り会わせか今冬5大ドームに行けることになってしまった。知人から誘いが来たときは自分でも驚いた。ジャニーズの世界に戻ってきてから一年が過ぎ、今は関ジャニ∞の弟分を応援している身ではあるけど、その日だけは青春の全てをかけた日々を取り戻して全力でエイトを好きになる。というより、関ジャニ∞なら全力で好きにならせてくれるはず。あの頃に置き去りにしてきた恋心がいつだってわたしを引き戻す。根っこの部分は永遠に錦戸担のままだ。

去年に続いてまた言い忘れそうになった。錦戸亮さん32歳の誕生日おめでとうございます!良い一年になりますよう、お祈りしています。

 

KANJANI∞ LIVE TOUR 2010→2011 8UPPERS[DVD通常盤]

KANJANI∞ LIVE TOUR 2010→2011 8UPPERS[DVD通常盤]

 

 

*1:錦戸さんとの出会いはこちらに書いています