ごねんぶりにどめの

時代を嘆くなって、言ったじゃないか!

5年ぶり2度目のジャニオタがジャニーズWESTのコンサートに初参戦した話《番外編・感想》

 後編の最後にちょこっと書こうかな、と思っていたのですが、思いの外後編の文字数が多くなってしまったので《番外編》として感想を書きます。

 

 

まず全体の感想としては、よき(@esp__)さんがはてなブログでおっしゃっているように、躁躁!ティキティキ躁躁!のテンションがダーーーーッと続いて気が付いたら2時間があっという間に過ぎて、最後にはペンライトを振り声を上げ続けた疲労感とそれを上回る充実感が残っていた、という印象。わたし自身は1公演しか入らなかったけど、一日2公演も3公演もやったら、出る側も見る側も体力が追い付かなさそう…と感じたので、WESTさんもファンもすごい。

次に個人的な感情の動きを書かせてもらうと、重岡くんを好きになったことに間違いはないぞ、今までよりももっと応援するぞー!と、本人を見たことによってオタク的な活力が少しよみがえってきた。

錦戸担を名乗っていた頃、好きになってから初めてエイトのコンサートに行くまでの期間が4年と長く、ずっと会いたい会いたいと思っていた上での念願の参戦だったので感動も一際大きかった。だから今回、重岡担を名乗り始めて半年弱の若輩者が所属グループのコンサートに行って何を感じ取れるのだろうか、自分にとってどれだけの価値を持つのだろうか、と正直不安に感じていたところがあった。

今でもわたしの中の圧倒的頂点には錦戸さんが君臨していて、今後も錦戸さんを超える人は現れないだろうという思いがある。だから例え重岡担を名乗ったとしても、錦戸さんに向けていた熱量はもう費やせないと自分の中で諦めたような気持ちで納得していた。

でも今回のコンサートで、錦戸さんとは違うベクトルで重岡くんをもっと好きになれそうかも、という予感がコンサートの途中でふっと湧き上がってきた。何を見ていた時かは忘れてしまった、アンコールの挨拶かな。今までは錦戸さんを超える超えないという見方でばかりアイドルを見ていたけど、別の山の頂点に立つこともできるという考えに自然となったことに、わたし自身が驚いた。

それだけ重岡大毅の持つエネルギーは凄い。本当に強い。底の知れないエネルギーが若さという矢に乗って全身に突き刺さってくる。きっとこれから歳を取ったって、エネルギーさえ失われなければ別の矢を見つけてくるだろう。だからこそ、その強い炎が消えてしまいそうな仕草や雰囲気を見せられると、一瞬で飛んで駆けつけたくなるような不安に駆られる。今回、コンサート中にも関わらず険しい顔をしていた時がまさにそうだった。絶対届かないけど、どうしたの?大丈夫?と心の中で叫んでいた。

すごく自分勝手なことを言うと、重岡くんにはファンの皆さんのために、のような、こちら側を慮る言葉をそこまで言ってほしくない。自分が好きだからやってるんだ!という気持ちを前面に押し出していてほしい。その結果としてファンがついてくる、くらいの気持ちでいてほしい。重岡大毅という炎の周りにファンが群がって各々笑ったり踊ったりして楽しんでいるキャンプファイヤーみたいなイメージ。わたしはマイムマイムでも勝手に踊っていたい。

 

これまで行ったコンサートでは、一度行けば十分満足した気持ちで帰っていたのだが、今回は初めて寂しい、もう一度行きたいという気持ちになった。コンサートの翌朝に目が覚めて、改めて終わったことをしみじみと実感してベッドの中で布団にくるまったまま泣きそうになってしまった。今生の別れではないけれど、次に直に見られるチャンスが来るのは結構先のことになってしまうのだろう。

でも重岡くんが最後の挨拶で話していたように、アイドルががんばるならファンもがんばらないといけないし、楽しく生きないと!だいっきゃんスマイルを胸に、やるしかない!

WESTさんの初めてのコンサート、色んなものに出会ったり気付いたりと、良い形で締めくくれたことに大満足でした。お会いして下さった方にも、同行してくれた友だちにも感謝。みんなみんな、ありがとうございました!!!!!!!