今まで、「どうしてエイトなのに7人なの？」と言われてきた関ジャニ∞が、これからは「どうしてエイトなのに6人なの？」と言われる未来が、いずれ訪れてしまうのだろうか。
わたしは、ただ錦戸担だった過去があるだけの、今の関ジャニ∞については大して知らない人間なので、特に多くを語れはしない。それでも今日4月15日の発表を聞いて、会見の映像を見て、会見の内容をネットニュースで読んで、ひどい空虚感に見舞われ、その結果、心に空いた穴を必死に埋めるかのように、ツイッターで散々騒いでしまった。言いたいことはそこでほとんど言ってしまったので、備忘録としてこの場を借りて転記しておこうと思う。
（以下4/16追記）
繰り返しになるけど、自分はただ昔関ジャニ∞をいちばんに応援したことがあるだけの人間で、それなのに、ずしっとした気持ちが全然拭われない。「納得できること」と「悲しいこと」は全く独立した心の動きであることを痛感する。行かないでと言ってもその声が届いたところで受け入れられることはないし、多くの人が悲しみの声をあげることを承知の上で安息の地は小さな巨人の離脱によってリセットされることになってしまった。
渋谷さんは、すごい。めちゃくちゃすごいよ。だって36歳で、人生残り半分だって言って、自分のやりたいことを追いかけたいって言って去ってゆくその姿の、なんて強く美しいことか。もしかしたら、ジャニーズ事務所に所属するアイドルたちに、今までにないあらたな希望を提示した可能性すらあるんじゃないかと、わたしは思っている。逆にそんなことをしてまでやりたいことはない、今の状況をよりよくしようと思った人もいるかもしれない。むしろ渋谷さんの脱退と退所は、それくらいの影響を及ぼすものじゃなきゃダメだ。オタクたちがただ悲しんでいるだけのものじゃダメなんだ。美談にしたいわけじゃなくて、それくらい一人でも多くの人の、そしてできればオタクじゃない人の、心を揺り動かすイベントになってほしい。これはわたしの至極勝手な願望です。
（4/16追記ここまで）
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2018/4/15(Sun) 脱退・退所発表
やっぱり、どれだけ長いことやっても、グループの絆が強くても、周りが何を言っても、当人達にしか分からないことがあって、それは突然やってくるんだね
でもこのタイミングで発表したのは、やはりフライデーの報道を受けて急遽決めたのかな
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むしろジャニーズ事務所に長らく所属した人間がこんな決断をするくらいにその人を動かせるものに出会えていた、という事実は喜ぶべきで、それを今まで大事にしてきたものを離れて選びとらなければいけないということが悲しいだけ
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多分該当担のみなさんはこの件をオタクとしての自己が死ぬまで延々と引きずると思うけど、別に引きずることは何もわるくないから、堂々と懐古して思い出を大切にしながら、でも新しい道を応援する気持ちも持ってはいてほしい、と偉そうなことを思っています
内くんが突然いなくなった時、事あるごとに8人のエイトはまだかと言い続け、でもその願いは叶う事なく今に至っていて、結局いまはお兄ちゃんたちに可愛がられていた内くんを懐かしがりながらひとりで立って今を歩いている内くんを応援しています。残念ながら、傷は癒えても永遠に残りはします。
例えばあなたが今もまだここにいたらどうだっただろう、どうして今ここに6人しかいないんだろう、と多分何かあるたびに考えると思う。それは何も間違っていないし、押さえつけるべき感情でもない。でも、6人が7人になることはないです。7人だった彼らも、これから6人になる彼らも、愛せますように。
どさくさに紛れてめちゃくちゃ偉そうなポエム読んでるけど、経験則としては、傷は呪いですから、治るとか治らないとか、そういう話じゃないです
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すばるくん幸せになってね！！！！！！！！関ジャニのみんなも、幸せになってね！！！！！！！選んだ道が間違いだったなんて誰にも言わせんなよ！！！！！！！
ほんとに、あんたらようこれをファンに一切悟られずに隠していたな、という感じだし、フライデーはよくもすっぱ抜いてくれたな、という感じです
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こんなに大きく取り上げられるグループになったんだなあ、関ジャニ∞
テレビから流れる映像、ぜんぶ作り物に見えた
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ジャニーズも、例えばAKBグループみたいに、さくっと卒業発表して卒業公演するのが当たり前みたいな集団（というイメージをわたしは持っているけど違ったらごめん）ならよかったかな、これからまた、こういうことがどんどん起こるのかな
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あれこれ言っておきながら、わたしの頭の中には「錦戸亮が語っていた渋谷すばる」という、結局だいすきな錦戸さんを軸とした渋谷さんの画が脳内をちらついてしまっていて、こんな時に本当にごめんなさいという気持ちもある
「長髪のすばるくんが好き」「また髪を伸ばしてほしい」と言っていた錦戸さんが、冗談でもそれをもう言えなくなるのか、と考えるとわたしは悲しくて仕方がなくて、でもそういう悲しみ方は間違っているんだろうということも分かってはいるつもりです、本当にごめんなさい
錦戸さんだけでなく、他のメンバーにもそれぞれの愛する渋谷すばるがいて、それがもう容易には見られなくなるということが、脱退なんだね
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でも目を閉じると小さな体に似合わないくらい大きな翼を広げた渋谷さんの画が浮かんでくる。それくらい、これから長く居た巣を離れて一人になる渋谷さんに期待している。
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1月にはっきりと決断して、今会見してるんだから、だいぶスピード感のある数ヶ月だっただろうな
このタイミングでか、という気持ちと、このタイミングしかないだろうな、という真逆の波が交互にせめぎあっている
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明日のWSぜんぜん見たくないな
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2018/4/16(Mon) 新聞各紙やWSで会見の様子が報道される
会見見たくなさすぎて普段つけているめざましをNHKに変えている
渋谷さんは死なないけど、アイドルとしての渋谷すばるが死ぬまでのカウントダウンが始まってしまったことが悲しくて寂しい。行かないで、と、さようなら、を心の中でずっと繰り返してる。
家を出るまで会見映像見ないようにしながら生きるの大変だった。当たり前だけどどのチャンネルでも放送しているし、本人たちの言葉が全てだと思うから、ナレーションやキャスターの解説が不要にしか思えない。渋谷さんの映像はかろうじて平気なんだけど、メンバーの顔が全く見られない。
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内くんはよく分からないままいなくなったし、錦戸さんが山下さんと一緒にNEWSを抜ける時は自分がジャニーズから離れていた時期だし、他のグループを抜ける人も見てきたけど、こんなに「脱退」を目の前にドンと突きつけられた気持ちになったのが初めてなんですよね
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職場に来たらラジオからイッツマイソウル流れてきて心臓ばくばくしたよ！！！！！！
結局仕事中にミヤネ屋を見ざるを得ない状況になってしまい、全然集中できなかった 尺が長い
昨日から見かける「この頃は既に退所を……」「これが最後の
……」的な懐古ツイートみたいなの、申し訳ないけど、脱退や退所をパフォーマンスの付加価値にしないでくれ、と思ってしまっていらいらしてしまう
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今日WSで見たくなかったけど見てしまった会見映像の中で、記者の質問に答える渋谷さんの映像よりも、目線を下に向けながら話す錦戸さんの映像の方がウッとなってしまって、なんでこういう時でも性根は錦戸担なんだよって、
わたし好きな人が悲しんでる顔見るのいやだよ
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こんな形で8人時代からの関ジャニ∞が振り返られるなんて、と思いながら、8人目が好きな自分に嘘をつけなくて買ってきてしまった（スポーツ新聞各紙）
“関ジャニのメンバー脱退は06年の内博貴（31）以来。”（引用：スポーツニッポン）
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昨日たまたま読み終えた小説『武道館』で、昨日書いた記事では触れなかった「アイドルの選択」についての引用を、締めの言葉に代えたいと思います。
どうか、選び取った道で、幸せになれますように。わたしたちは、ただ祈ることしかできない。
【正しい選択なんてこの世にない。たぶん、正しかった選択、しか、ないんだよ】
（中略）
【何かを選んで選んで選び続けて、それを一個ずつ、正しかった選択にしていくしかないんだよ】朝井リョウ『武道館（文春文庫）』p325
