ごねんぶりにどめの

時代を嘆くなって、言ったじゃないか!

わたしのジャニヲタセブンルール

 

 

上記のあややさんの記事に便乗して、わたしもこの場を借りて日々心がけているジャニオタセブンルールを書き並べていきたいと思う。 

 

RULE1:録画の編集作業を溜めこまない

ジャニオタは常にHDDの容量と格闘している。最近では、立て続けに放送される各局の長時間音楽番組に備えて「容量空けなきゃ……」という声もちらほら見かけるようになってきた。
しかし、番組ごと削除するならまだしも、録画した番組をアイドルの出演箇所だけ残す作業は時間がかかる割に達成感がそこまで得られない。例えば、スタジオが映る、VTRが流れる、またスタジオが映る、の繰り返しのような構成の番組では、一番組編集するだけで結構疲れる。その割に「あれ?もうこんなに時間経ってたのか」と思う程度で、ポジティブな感情がそこまで強くないことに気づく。編集作業は、プラスを生み出すというよりも、マイナスをゼロに戻す作業に近いからだ。
この展開が既に見えていることから、録画はなるべく溜めないように心掛けている。放送された週に視聴と編集と終えているのが理想。
そして「あの番組まだ編集してないけど、まあいいか」という状態で放置し続けた番組は、今後も残しておきたいという気持ちが薄いと見なして、思い切ってまるごと消す。録画番組の断捨離とでも表現すればよいだろうか。消してみると容量はがばりと空くし、ずっと「編集しなきゃ」と心のどこかで思っていた気持ちもなくなるので、結構すっきりした気持ちになる。

 

RULE2:見たくないものは見ない

これには二つの意味合いが含まれている。
まず、出演番組を全て追わない。全部見たら時間が足りなくなるからだ。だから、最初から興味がなければ撮らないし、RULE1でも書いたように編集しないままの番組は見ていなくても消す。
もう一つは、応援しているアイドルを“下げる”情報を自ら探しにいかない、ということだ。具体的に言うと、プライベートではこうだとか彼女がどうだとか、そういった類の情報である。わたしは、アイドルとしてのその人が好きなだけで、私生活には関心がない。だからゴシップが話題になっても自分から絶対に検索をかけないし、見かけてもガン無視を決めこんで見なかったことにする。わたしの中の理想のアイドルを崩すような情報には触れないように注意を払っている。

 

RULE3:本当に欲しいものか自分の目で確かめる

ジャニオタは金のかかる趣味である。グループによって差はあるが、例えばわたしが今最も応援しているKis-My-Ft2の場合で言えば、毎月5冊のアイドル雑誌が発売され、数か月に一度シングルCDが発売され、年一回アルバムとコンサートBD・DVDが発売され、年一回コンサートツアーが開催される。そこに個人仕事の舞台や映画の出演だったり、出演ドラマのBD・DVDボックスの発売なんかも加わってくる。
これだけあると、流石に全部は買っていられない。生活が破綻してしまう。そのため、「買いたいものだけを選んで買っている」という意識の下で購買活動を行うよう心がけている。
特に取捨選択が重要なのは雑誌である。アイドル雑誌に加え、CDが出れば音楽雑誌、映画に出れば映画雑誌など、何かにつけて彼らは雑誌に取り上げられる。全部買っていては金も保管場所もなくなってしまう。
そこでわたしは、書店に足を運び、テキストや写真を自分の目で見た上で「これは手元に残したい」と思ったものだけを購入することにしている。例えばツイッターで「あの雑誌がよかった!」と誰かが言っていても、絶対に自分の目で見るまでは買わない。仮に雑誌の画像を何かの拍子にネット上で見かけたとしても、アップされた画像は加工次第で写りが良く見えているだけのこともあるので、実物を手に取り目を通した時の心の動きのみを信用するようにしている。
ちなみに雑誌も録画番組と同様、溜め込むとどんどん整理する気が無くなり積み上がっていくだけなので、買った週になるべく解体するようにしている。完璧に整理できなくても、例えばホチキス止めの雑誌ならホチキスを外して積んでおいたりするなど、作業工程を減らした状態にしておく。

 

RULE4:興味を持ったらとりあえず動く

少し個人的な話になるが、自分の年齢や立場等を考えると、今がいちばん身軽にほいほい動ける時期だと思っている。働いて賃金を得ていて、自分のためだけに金を使えて、年齢的に体力もそこそこある。だから、一応財布や肉体に相談はするが、よっぽどのことが無ければその時の関心事には全力でぶつかるようにしている。
実際に即座に行動して一ミリも後悔しなかった例を一つ挙げる。まだ横尾担ではなかったわたしが横尾さんに興味を持ち始めた去年のはじめ頃のことである。当時のわたしは興味を持ってすぐに、ツイッターはてなブログで「何でもいいのでおすすめ作品を教えてほしい」と声を上げた。正直、横尾担はおろかキスマイファンが知り合いにいなかったので、そこまで期待はしていなかった気がする。しかし予想に反し、すぐに見知らぬ何人もの横尾担の方がおすすめの作品を教えてくれた。わたしはそれらを片っ端から買い揃え、一部の人からは「そんなに色々買って大丈夫ですか」と心配されるほどだったが、本当にどれも買ってよかったと思う。金は減ったが全く後悔はなかった。むしろその経験が今でも「思い立ったが吉日」の精神を後押しすらしている。

 

RULE5:忘れたくなければ記憶に頼らず記録する

自分の感情が動いた出来事に遭遇した時、必ず写真を撮るなりメモを取るなりしてしまう。自分が大事だと思ったことを忘れるのが怖いからだ。
出来事の内容は大小問わない。コンサートでファンサをもらおうが、テレビ番組でアイドルがものすごくかわいいと思える表情をしようが、全てわたしに衝撃を与えた出来事の一つであることに変わりはない。
人は忘れる生き物だ。ぼんやりしていると色んなことが頭から消えていく。その瞬間は重要に思えても、その熱は下降の一途をたどるのみだ。自分が一度でも大事だと思えたことが無かったことのようになるのが嫌で、とにかく何でも記録してしまう。何らかの形に残しておかないと気が済まないのである。

 

RULE6:記録に感情を込めすぎない

RULE5で述べたように、とにかく記録をしないと気が済まない性質なのだが、その際に気を付けていることがある。それは自分の感情を乗せすぎないことである。
例えばグループのメンバー二人がハグしていたとする。わたしはそれについて説明する時、「ハグしていた」とは言うが「まるでカップルみたいだった」とは言わない。例えわたしがその光景を見て「まるでカップルみたいに可愛らしい光景だ」と思ったとしてもだ。
ただし、感情込みで伝えることによって、その光景や雰囲気がより伝わりやすくなることがあるのは確かだ。上記の例で言えば「可愛らしかった」くらいは言ってしまうかもしれない。
しかし、ある事実に対して人がそれをどう思うかは自由である。だからわたしは、自分の感情を伝えることで他人の感情を誘導するような表現を、なるべく避けたいと思っている。自分の文章力のなさ故にそれが出来ていないことは多々あるが、なるべく感情に頼らない書き方で他人に伝わる文章を書くことがわたしの理想である。

 

RULE7:羨ましさを超える楽しみを見つける

自分だけかもしれないが、ジャニオタをしていると他人を羨ましく思うことが結構ある。「自分が行けないコンサートに行けていいな」「自分の住んでいる地域で放送されないテレビ番組が見られていいな」「知り合いが沢山いそうでいいな」等々。特にいまは、情報収集の手段や他者との交流を深めたりする場としてツイッターを使うことが多く、沢山の人間の様々な行動が簡単に目に留まるため、より他人の影響を受けやすい環境にあると思う。
経験談で恐縮だが、何かを「羨ましい」と思った時、それを無理に押し込めようとして、その気持ちをより強く自覚してしまい「自分ってイヤな奴だな」とさらに気分が塞いだことが過去にある。この場合において我慢は精神によくないのだと、その時に身を以て知った。
ならば羨望を上回る楽しみを見つけてやろうと、ある時ふと思いついた。どんよりとした感情に健やかな感情を上書きすれば、我慢もしていないし自分も幸せだし万事解決じゃないか、と。それを意識するようにしてからは、他人を「いいな」とは思うことがあっても、その後に「自分も何か楽しく思えることをしよう」とポジティブな気持ちに終着するようになった。一番いいのはあらゆるSNS(自分の場合はツイッター)を見ないことだと思うのだが、残念ながらわたしはツイッターが好きなのである……。

 

長くなりましたが、以上7つが、わたしのジャニオタセブンルールでした。

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