ごねんぶりにどめの

時代を嘆くなって、言ったじゃないか!

赤色が灼熱になるまで ― TVfan感想

遅ればせながら、月刊TVfan新春特大号を読みました。唐突ですがその中にあった重岡くんの言葉を以下に引用させていただきます。

Q. 自分にとっての“光=希望”は?

A. 未来やなぁ。絶対に楽しい、明るいもんやと信じられるし、信じてるんで。そう考えてるとツライこともツラくないですね。

この言葉を見て、重岡くんを応援しなければいけない、という義務感のような気持ちがふっと湧き上がってきました。「未来が絶対に明るい」なんて、わたしには断言できないのに、彼は全国発売の雑誌の誌面でそれをさらっとやってのけてしまったからです。

話は少し変わりますが、かつて錦戸担だった頃、わたしは彼から放たれる強烈な光が大好きでした。あまり多くを語りたがるタイプではないけれど、その中でめらめらと燃える火は彼の中に収まりきってはいないように見えていました。彼の内側に収まりきらない炎は溢れ出る光となって、ステージのバックライトなんかいらないくらいに彼自身を照らしているように思えました。その強い光が眩しすぎて目を細めてしまうのに、それでも絶対にこの目を閉じてはならないと、この目を焼かれても構わないと思ってしまうくらいに、強烈に惹きつけられるものがありました。おそらく、錦戸さんの眩しさは欲しくても手に入れられないものだという悟りがあったからです。

少しだけ自分の話をすると、わたしは小さい頃から将来の夢を具体的に語ることが出来ない子供でした。現在の自分に自信が持てないのに、ましてや未来の自分に希望なんて持てるわけがないという後ろ向きな考えがそうさせていたように思います。その反動か、自分が持っていない『内側の火』を持つ人に惹かれるようになりました。その最たるが錦戸亮でした。

今回、重岡くんの言葉から満ち満ちたエネルギーを感じました。それは私が過去に感じた錦戸さんから放たれる光に通ずるものです。普段の重岡君はガキ大将のようにあり余るパワーをあちらこちらで放出しまくっているように見えますが、そんな彼の内側に静かに存在する火種に、私はとても興味があります。今はまだくすぶっている段階だと思うし、本人もそれをもどかしいと感じているのではないかと勝手に推測しているけれど、火種がいつか燃え盛る炎となるまで、出来る限り後押しをしていけたらいいなあと思ったのでした。わたしが持てなかった分の未来志向を全部彼に請け負ってもらいたいという横着さを、どうか許して下さい。

重岡くんや、重岡くんのいるジャニーズWESTは、もっともっと大きくなれるとわたしは信じています。てっぺん取ったれ!!!!!!