ごねんぶりにどめの

時代を嘆くなって、言ったじゃないか!

『重岡大毅生誕祭 ハローTOKYO!!』に行ってきました

 

はじめに、8月26日にめでたく誕生日を迎えられたジャニーズWEST重岡大毅さん、お誕生日おめでとうございました!

誕生日当日、重岡担のあきばさん(@zvzbwjwn)が主催された重岡くんのお誕生日会(※もちろん本人不在)に参加してきました。もう二度とあるか分からないと一念発起しこの現場のために北海道から東京へ遠征することを決めましたが、行って後悔する現場なんてあるわけなかった……!既に主催者のあきばさんがレポート記事を書いていますが、楽しかった夏の思い出として自分でも集まりの様子を書き残しておきたいと思います。ちなみに『重岡大毅生誕祭 ハローTOKYO!!』は正式名称でもなんでもなくHOKKAIDOからTOKYOにハローしたわたしが勝手につけた名前です。

 

2017/8/26 13:30~ 会場到着・設営

会場に到着後、続々と集まる参加者みんなで壁面を赤色の風船やHappy Birthdayの文字で飾り付け。参加者自身によって会場設営が進められる様子は、小学生の頃に何かの節目でやっていたお楽しみ会を彷彿とさせました。事前に好きな重岡くん画像の提供を求められていましたが、壁に貼られた写真がそれと思われます。みんなの好きな重岡くんに囲まれた世界……まさにそこはパラダイス。当然ながらいい写りの重岡くんしかいない。

特に持ちものはありませんでしたが、「うちわ等持ち込めば壁に貼ります」という案内があったのでうちわを持参して飾らせてもらいました。偶然にもわたしの好きなめぇコンうさぎ岡くんのお写真と一緒です。この重岡くん本当にかっわいい。

f:id:ko-mochi:20170902111942j:plain

 

2017/8/26 14:00~ お誕生日会スタート

5、6人ずつ、3テーブルに分かれてスタート。座席はラキセコングッズのトランプを引いて同じトランプの置かれた席に座るという粋な決め方で決定。席に着くと重岡くんだらけのランチョンマットが待っていてくれました。ちなみにトランプは運のいいことに重岡くんを引き当てました。

重岡くんの人生を振り返るオープニング映像から始まり、テーブルに置かれたトークテーマカードを基にテーブルごとに自己紹介をかねたオタクトーク。同じテーブルの方は全員お会いするまでツイッターも知らなかった初対面の方でしたが、このお喋りのお陰でぐっと距離が縮まった感じがしました。何より安心したのは、20歳以上という年齢制限があったためか(二次会が居酒屋だったから?)元担やら掛け持ちやらの話がバンバン出てくること!未だにYou&J懐古厨かつ今年に入ってからすっかり横尾さんにお熱な自分としては、色んな人のジャニオタ遍歴を聞くことができて共感やら驚きやらで刺激的なひとときでした。

f:id:ko-mochi:20170902112031j:plain

もちろんお誕生日なのでケーキもありました。顔写真ケーキ、初めて見た!ろうそくの灯りもあってか椿岡くんの笑顔が一段と眩しかったです。なんて良い笑顔なんだ、大友よ。

f:id:ko-mochi:20170902112102j:plain

そうこうしているうちに予定されていた2時間はあっという間に終了。参加者全員にとんがりコーンのおみやげ(重岡くんからの「ありがと」メッセージ付き)が配られ、会場設営と同様、全員で会場の撤去作業。合間に持参したおみやげをお渡ししつつ、別のテーブルだった方ともお話させていただきました。逆におみやげを下さった方もいました(ありがとうございました!)。

f:id:ko-mochi:20170902113704j:plain

 

2017/8/26 17:00~ 二次会・三次会

二次会はジャニオタらしく(?)鳥貴族で。同じテーブルの方がジャムに参戦していたのでその話をしたり、オタクの話題から離れお仕事トークになったりと、もはや重岡くんにまつわる話をほとんどしていなかった印象。

三次会はキャッチのお兄さんにつかまって適当なお店で。店まで案内してくれたお兄さんがLove-tune長妻怜央くんにとても似ていて全ジャニオタが大歓喜。お手振り求めたら振り返してくれるサービス精神旺盛な方でした。オタクうるさくてごめん。三次会は濵田担と神山担を中心とした妄想炸裂トークが面白かった。

四次会にカラオケもありましたが三次会でお別れさせていただきました。写真を全然撮っていなかったので、本当にずっと話していたことがよく分かる……。

 

会を終えて

掛け持ち状態の自分が参加することにはじめ抵抗がありましたが、会が始まってすぐにそんな気持ちはどこかへ行っていました。沢山の方と直接お話させていただくことで、色んなスタンスのオタクがいること、そして自分と似たようなオタクの存在が珍しいものではないことを肌で感じたからだと思います。むしろ長くオタクをやっていれば好きなものが増えることはあっても減ることはないのが通常なのでは?と掛け持ちに肯定的な気持ちすら持てました。

何より、初対面なのに延々と話していられるオタクの皆さん本当に最and高。主催者のあきばさんを始め参加者の皆さま、楽しい時間をありがとうございました。

 

 

 

(おまけ)2017/8/?? 事前準備

ここからは余談になりますが、20人弱の方が参加予定かつほとんどの方と面識がないということで、実験的に名刺を作ってみました。かみしげカラーの北海道みやげとともに参加者の皆さんに押し付けるつもりで一緒に包ませていただきました。

f:id:ko-mochi:20170902111359j:plain

ちなみに名刺は『BiziCard』というアプリを使って、コンビニのネットプリントで印刷しました。

スマホで簡単!コンビニ写真プリント - BiziCard(ビジカード)

ちょっと慣れればすぐに作れるので使い勝手はいいと思います。400円/10枚で光沢紙に印刷されます。何かの参考になるかは分かりませんが……。

 

 

 

オタクども、自担は褒めて褒めて褒めまくれ

オタクの間でひっそり話題になっている(と個人的には思っている)『浪費図鑑』を読んだ。

浪費図鑑―悪友たちのないしょ話― (コミックス単行本)

浪費図鑑―悪友たちのないしょ話― (コミックス単行本)

 

この本は本文からの引用を用いて一言で表すと“(オタク女たちの)浪費(事情を紹介する)図鑑”である。ソシャゲやアイドル、ホストなど、実に様々なジャンルで浪費しているオタクの赤裸々な告白が掲載されている。ちなみに書籍には未収録だが同人誌ではジャニーズに浪費する女(JUMP八乙女担)も登場している。

昨年末に発売された同人誌『悪友 vol.1』からの増補改訂版として出版されたこの本。同人誌の方も既に読んでいたが、今回の書籍化で新たに収録された振付師・竹中夏美さんへのインタビューのある部分が印象的だった。それは、関係者視点でファンの浪費について語っている場面である。

―(中略)まず、アイドルにとってぶっちゃけ「されて嬉しい応援」って何だと思います?女子アイドルだと、例えばCDをたくさん買うとか、いっぱい現場に足を運ぶとか?

竹中 どういう内容だとしても、一番嬉しい応援は、たぶん「肯定」じゃないですかね。
(中略)
竹中 ざっくり言うとですが、本当に一番は「肯定してあげること」だと思いますね。会いに来る頻度とか回数とかじゃなくて、肯定の精神を見せてあげること。アイドルをたくさん褒めてあげることです。(中略)

―なるほど、「在宅」のオタクでも、浪費しなくても、肯定することはできる。
(中略)
―とはいえ、「好きなアイドルに課金したい」というオタクの心理もあります。我々の課金でアイドルのモチベーションが上がることはありますか?

竹中 うーん。アイドル本人からの視認しやすさという点では「課金」よりも「集客」の方が、モチベーションにつながるみたいですね。

―一人が大金をはたくよりも、大勢の「集客」……。まあ、当然ですよね。

竹中 (中略)いいねよりリツイート、の精神が大事ですね。

“アイドルをたくさん褒めてあげる”。“いいねよりリツイート”。これぞまさにオタクにとっての金言ではないか。褒めるだけなら現場に行けない茶の間オタだって出来る。何ならツイッターやブログを使って褒めれば、もしかしたらエゴサした本人の目に留まる可能性すらある。

元々自担は褒めて褒めて褒めちぎるタイプのオタクである自負はあったが、これを読んで一層そのスタンスを貫くことを誓った。だって、ファンがアイドルを落ち込ませてどうする?アイドルはファンの前ではただただキラキラ発光していればいい。ヘコむのはわたしたちの把握できない裏側で散々やっているだろうし、その原因をつくるのはただの一般人でしかないファンの仕事ではない。

ちなみにこの話題は数日前にほぼ同じ内容がツイッターで拡散されているのを目にしたので二番煎じどころか何番煎じかは不明だが、大事なことは繰り返し言っておこうの精神の下にキーボードをぱちぱち叩いている。

 

また、別の項では浪費女が集ったイベントの対談内容が収録されており(これも同人誌未収録)、そこにゲストとして登壇した地下声優で浪費する女シャチホコさんと、あんスタで浪費する女ウォンバットさんがこんなことを話している。

シャチホコ 大きなお金を使ったときって後悔もするけれど、その後悔が気持ち良いって部分もあるでしょうしね。

ウォンバット 私は後悔したこと、ないです。お金を払って後悔するようになったら、もうそのコンテンツは辞めどきだとおもいます。

過去に錦戸担からフェードアウトした時の自分がまさにこれだった。お金をかける気が次第に失せていったことで自身の興味関心の薄れ具合を自覚した。7年間も同じ人を好きでいたくせにこんな終わり方ってあるのかと当時のわたしは思ったが、自然発生的な行動は嘘をつかなかった。金銭をつぎ込むことだけがオタクの正しいあり方ではないが、この経験から自分にとってオタクを続けたいか否かの指標はそこにあると思っている。

 

横尾さんに興味を持つようになってから、たくさんの人に様々な作品をおすすめされ、手に入れられるものは片っ端から手に入れた。一時期は金の力を駆使しすぎていたように見えたのか、ツイッターのフォロワーさんから心配されることもあった。そして観賞後はツイッターで良かった点や見どころをTLを賑わすのを承知で意識的につぶやいた。その姿勢は今も変えていない。それは自分用の忘備録としての意味合いが強かったが、そのお陰で話しかけてもらったり知り合いになったりした人もいて、自分のためにやっていたことがちょっとしたプラスアルファを生み出したことは素直に嬉しかった。

推しのために金を使いたいと思わなくなるその日まで、わたしは生活が破綻しない程度に金を使って素晴らしい自担を拾い集めて褒めて、一人でも多くの人にその良さを伝え広めていけるよう努力する所存である。何なら自担がいま現在生きていることすら褒めてあげたい。

同じ時代を生きているだけで奇跡だよ、ありがとう。

 

推しがマグロ解体師になりました

 

まず初めに。

f:id:ko-mochi:20170813181806j:plain

横尾さん、1級マグロ解体師取得おめでとうございます!わ~~~~パチパチパチ~~~~!!!

 

2017年8月8日放送キスマイレージで、横尾さんが日本で8人目の1級鮪解体師の資格を取得していたことが明らかとなった。

2017年3月14日放送回の続編となる、横尾マグロ解体師への道・激闘リベンジ編と題された今回の放送では、はじめに前回の反省点が挙げられていた。いざ蓋を開けてみると、口上も切り付けも挙げられた反省点が多くて驚いた。しかし前回流れていなかった最終試験の映像を見ると、口上はつっかえつっかえで「口上に魂が感じられず」という評価にも納得できたし、落ちてしまったのも無理はないだろうと納得せざるを得なかった。これは余談だが、前回放送を見た時はそんな風に思わなかったのでテレビって良い演出も悪い演出も編集ひとつで出来てしまうんだと実感した。

反省点を踏まえた上で始まった再試験に向けた特訓。師匠の木村さんとマンツーマンで行われる指導の様子は、良い意味でテレビ的じゃなくて、息を飲んで見守るほかない映像だった。師匠は指導者として厳しく横尾さんに接しているし、指導を受けている横尾さんは包丁を持つ細腕を時に震わせながら真剣な眼差しでマグロと対峙していた。

前回よりも尺が長いこともあり試験の流れを追って放送された最終試験の映像は、特訓の時と同じく手を震わせているところもあれば、口上も危うそうに思える場面はあった。でも冒頭で流れた前回の映像と比較すると、ずっと堂々としていて凛々しかった。比較対象として良さそうな、つまり明らかに口上・技術が巧みではない映像をあえて選んで冒頭に流したのではと勘繰りさえした。観客にヨイショヨイショの掛け声を要求した後に見せた笑顔が、普段目にするアイドルとしての横尾さんを感じさせる唯一の要素だったように思う。そのくらい終始真剣そのものだった。

 

今回横尾さんは、しばらくの間は他の1級解体師立ち会いの下ショーを行うという条件付きで合格となった。正直な話、条件付きと知った時に生まれたちょっとした違和感は未だに消えない。合否判定の協議にテレビ局が一枚噛んで何らかの操作をしたのか?とか、ぶっちゃけそういうことも考えてしまった。でも合格は合格でしかない。横尾さんは2017年7月1日付で日本で8人目の1級マグロ解体師になった。前回放送で「1人でショーをやりたい」と話していた横尾さんの希望が叶っていないことは残念だけど、そのスタートラインに立ったことは間違いない。

テレビでは再特訓も最終試験もほんの数分しか流れていないが、その裏には何倍もの時間が使われている。そんな何時間もの間ずっと神経を張りつめていないといけない上に力も要る作業をまたやろうと思うにはそれなりの覚悟が必要だと思う。前回不合格であったとはいえ、その気持ちが生じるだけでも十分すごいことだと思う。

横尾さんが苦手意識のある歌やダンスを逃げずにこなしながら、興味のある動物や料理については資格を取ったり仕事に反映させたりと趣味以上のものに昇華させていることについて、わたしは事あるごとに感心する。自分が仕事をしていて面倒なことや苦手なことにぶち当たった時、横尾さんは嫌々思ったり妥協したりしながらもアイドルという仕事をして生きてきたのかと思うと、本当に頭が上がらない。自分ならまず、機会を見つけてそこから逃げることを第一に考えるからだ。今回の資格取得も心の底からすごいとおもった。結果を知っていても合格発表の瞬間の映像を見た時は思わず涙した。

横尾さんは熱意や意志を自ら進んでは口にしないし、そもそも言葉で思いをずばりと端的に伝えることが苦手である。今回の企画が素晴らしかったのは、横尾さんが多くを語らずとも姿勢や表情からそれらがびんびん伝わってくるところにあったと思う。横尾さんのための舞台を二度も与えてくれた番組スタッフの方々、資格取得に関わってくれた師匠や兄弟子、理事の方々には本当に感謝しかない。

横尾さんのために用意された舞台がハッピーエンドを迎えられて本当によかった。横尾さんが解体ショーを披露する第二幕の幕開けに、既に大きな期待を寄せている。

 

 

蛇足だがマグロ解体師アカデミーで横尾さんのような未経験者が1級取得を目指す場合、税込324000円がかかるらしいのだが、今回の場合はその正規の料金が支払われたのかな……テレビの出演料とかそれに上乗せされるのかな……とか想像の及ばないカネの問題が気になってしまったので書き残しておく。

鮪解体師専門学校ガイド@WEB|総合案内