2017年1月25日、関ジャニ∞2017年初のシングル『なぐりガキBEAT』がめでたく発売となりました。初回限定盤、通常盤に並んで新春特盤という目新しい形態を出してきた関ジャニ∞。そちらに収録されているDVD『7人だけの新年会2017』を見たので感想を少し。
初めから自分語りになってしまうのですが、∞UPPERSあたりで関ジャニ∞どころかジャニーズから一度足を洗い、関ジャニ∞の映像を再びまともに見るようになったのが『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』特典DVD『元気が出る夏休み in 北海道』で、それといい今回といい、ジャニーズってこんな普通に酒飲んでるところを映像に残しちゃっていいんですか……???と改めてなりました。でっかいジョッキでごくごく酒飲んで枝豆つまんでガハガハ笑ってるアイドルにNG出ないんですね、なんて素晴らしい世の中なんだろう!全員成人したジャニーズWESTでもいつかこういう映像出して下さいと拝んでおく。
でも、最後のメンバーに感謝していることとか、2017年の抱負とか、真面目そうな話題を持ってきて誰一人ふざけることなく回答している(こういう形で披露されることは想像していなかったと思うけど)ところを見ると、この人たちが色んなところで色んな人のハートをがっちり掴んでしまうことに納得したくなってしまいました。そして、傍目からすると人気が高止まりで落ち着いているように見えるのに、本人たちからするとそうではないんだなと。芸能の世界にいる人しか見えない高い階段を登っていて、首が痛くなるくらいに遥か上を見ているんだと、芸能の世界に関わりのない人間として痛感しました。それなら見なくていいものは見なくていいし、何も深掘りしなくていいし、深掘りした気になっても上澄みしか見えていないのだろうなと、いっそ清々しい気持ちになりました。
関ジャニ∞、わたしの想像の及ばない世界でもっともっと高いところに行ってほしい。おそらく本人たちに慢心は無くて、自分たちの背負わなければいけないものを自覚はしているけど、そこに及ぶにはまだ何かが不足しているのだという感覚でじたばたしているような現状なのかな、という印象を今回の映像から受けました。
ファンはいくら金を積めたとしても、結局アイドルのやることに口出しすることは出来なくて信じて付いていくことしか出来ないんですよね。その事実を今回の映像で改めて突きつけられたような気分でした。対外的に作られたもののはずなのに、最後には関ジャニ∞7人だけのものをこっそり見てしまったかのような(それは最後の渋谷さんの話が大きく影響しているだろうけど)、不思議な気分で1時間を終えました。
しっかしこの映像、とにかくお酒飲んで笑いあって何かを語り合いたくなる、別の意味でも恐ろしい映像ですね!なうぇすと終わりの杜の都で誰か乾杯しませんか?
以下、鑑賞中のメモ書きです。
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