ごねんぶりにどめの

時代を嘆くなって、言ったじゃないか!

運命やり直しの狼煙をぶち上げる ―『関ジャニ's エイターテインメント』12/10札幌に参戦して―

昨日、関ジャニ's エイターテインメント札幌ドーム公演に参戦してきました。関ジャニ∞のコンサートは、∞UPPERSの東京ドーム公演以来6年ぶり。

まず、大変話題になっていた大雪による交通網の崩壊について。このような晴れの日にどうして北海道は酷すぎる試練を与えてくるのかと、本気でどうにもならないものを呪いたくなりました。でも自然の力には太刀打ちできない。わたしは北海道在住の人間なので交通面での苦労を特にしませんでしたが、チケットが手元にあるのに行けないという状況は想像するだけで辛い。幸いメンバーが前乗りしていたお陰で休演になることはありませんでしたが、いっそ休演になってほしいとすら思う人もいたのでは……と考えてしまいました。メンバーも状況は把握しており、初めの挨拶ではドームにいる人にもいない人にも温かな気遣いを見せていました。Yahoo!ニュースで村上さんの言葉が載っているのを見つけたのでリンクを貼っておく。

関ジャニ大雪で混乱の中札幌ドーム公演 村上「エイターの分まで」 (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

以下雑感ですが、ネタバレを小出しにするので、気になる方は引き返してください。

 

 

 

最近のテレビ番組に関ジャニが出演するたびにツイッターで騒いでいたのですが、生で見てもテレビの中からそのまま出てきたかのような圧倒的ビジュアル。誰がいいとかじゃなくて全員いい。個人的には現在の丸山さんがリア恋枠一直線。

アルバムを引っさげずに臨むコンサートということで、せいぜい直近のシングル収録曲を聴くくらいしか予習らしい予習ができず、若干の不安がある中参戦しましたが、関ジャニ∞の格好よさ可愛らしさ美しさ面白さ等、あらゆる側面を感じ取って帰ることが出来れば、このコンサートの最低限の目的は達成されたと見なしていいのかなと思いました。それが関ジャニ∞が提示してきたエンターテイメントなのではないかと。錦戸さんもエンターテイナーになるために「Don't think!feel!っていつも考えてる」みたいだし(パンフアンケート参照)。話し合いの結果、バンドもダンスも「全部やろう!」となったコンサートらしいので(パンフの丸ちゃんコメント参照)それなら納得できる。悪く言えば明快なコンセプトは感じられませんでした。コンサートの最中、しばらくその点について若干の疑問を覚えていたけど、ふとツアータイトルが頭をよぎった瞬間にすっきりした気持ちになりました。中身の見えないおもちゃ箱から色んなものを取り出していくようなコンサートです。

構成の中で、エンターテインメントという表現がぴったりだと感じたのは、エイトレンジャーから王様クリニックの流れ。エイトレンジャーをこういう風に使うのか!と。エイトレンジャーが始まったはずなのに、いつの間にこんなことに……?という気持ちにさせられました。

アコースティックコーナーは、2曲ともソレ来たか~~~!!!という感じ。1曲目の入りの合図を錦戸さんがやっていたけど、わざと入りにくい合図を出して他のメンバーが「入りにくいわ!」的なツッコみをするという茶番をしばらくやっていて、ニッコニコしているいたずらっ子の錦戸さんがとても可愛かった。2曲目は個人的に大好きな曲のアレンジだったので一人で泣いてた。

ラストのバンド曲3つは、バンドも出来るアイドルじゃなくて、バンドグループとしての関ジャニ∞を見せつけられた。きっと関ジャニ∞を知る人も知らない人にもカッケー!って言わせられる。NOROSHIを最初だけでなく最後に再び持ってきたことが、関ジャニ∞はまだ狼煙を上げたばかりなんだぞという意気込みに感じられ、まだまだ色んなものを見せてくれるに違いないぞ関ジャニ∞!!!と心の中で一人雄叫びを上げました。

ということで今まで悩みためらいを繰り返していた、関ジャニ∞ファンクラブへの入会し直し(6年前まで入っていた)を本日決行してきました!永遠の錦戸担を名乗っているくせにね……本当にすみません。

実は昨日、歌い踊る関ジャニ∞を見ながらジャニーズWESTと同じ熱量を注げないこと、今の自分が重岡担でしかないことをはっきりと実感していました。錦戸さんに心酔し関ジャニ∞にお熱だった自分はあくまで過去のものでしかないと、比較的落ち着いて公演を見ていた自分が物語っていた。しかしツイッターで偶然見かけたファンの方が『NOROSHI』のCD売り上げが比較的伸び悩んでいることを受け、「これが売れないということはこういう曲が出せなくなる可能性があるってことだ」という旨を話しており、今や何の心配もなさそうに思える関ジャニ∞ですらそんな心配をされてしまうのかと考えると、身が震えました。そんな心配は若手にしか課せられないものだと勝手に思い込んでいたけど、そうではないのだと。

昔の熱量は無いにしろ、テレビに出た時にカッコいいと言うだけでは済まない程度の思いは抱えているつもりなので、いよいよ観念した。錦戸さんに一目惚れしてジャニオタに足を踏み入れた瞬間から、何度抜けても何かしらの形で引き戻される運命だったんだ。運命って言葉が大好きな厨二ポエマーオタクだけど許してほしい。もしくは許さなくてもいいから見逃してほしい。エイトに、錦戸さんに、もっともっと輝いていてほしい。

ということで最後に錦戸亮プロデュースSuper Pamhletで個人的にツボだった箇所を書き連ねて終わります。ちゃんと断っておくと、錦戸さんに限らず全員カッコいいので錦戸亮プロデュース、マジで間違いない。でも担当にはいつだって一番でいてほしいという願望から錦戸さんのことだけ書きますね。

  • 初めの気まずいショットで脳天ぶち抜かれる
  • アンケート前の集合写真で二人だけで笑い合うほほえみを見逃してはいけない
  • 自分込みできちんと年齢順にメンバー名を書き連ねる几帳面さ(ちなみに安田さんは自分除きの年齢順だった)(アンケートQ3)
  • 自らの前髪力を自負していること(アンケートQ3)
  • 「清水におしっこをかけると怒られる」(アンケートQ6)
  • 膝の開いているパンツから太ももの毛が見える

それでは、極寒の札幌という厳しい状況の中で今回初めて対面できた方にお礼を申し上げて締めることにします。以下、札幌公演セトリと各曲の収録アルバムをまとめた画像を置いておくので、見たくない人は引き返して頂ければと思います。

 (2016.12.12追記)書き忘れていたこと。アンコールで錦戸亮ちゃんが気球に乗って飛んできたので、持って行ったちゃちいオペラグラスで必死の形相で見つめました。丸ちゃんのような神ファンサじゃないけど、はにかみながら照れくさそうなお手振りをする錦戸さんは最強の天使。関ジャニ∞レベルになるとコンサートで色んな飛び方が出来るんだなあと思いました。

 

 

 

 

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ラブリーなきみたちの永遠を身勝手に祈りたい―『ジャニーズWEST CONCERT TOUR 2016 ラッキィィィィィィィ7』感想―

2016年11月30日、アルバム『なうぇすと』と共に、Blu-ray・DVD『ジャニーズWEST CONCERT TOUR 2016 ラッキィィィィィィィ7』がめでたく発売となりました。

ジャニーズWEST CONCERT TOUR 2016 ラッキィィィィィィィ7』通称ラキセコンはわたしが初めて行ったジャニーズWESTのコンサートでした。入ったのは3月20日の新潟公演一度だけでしたが、先にリンクを貼った参戦直後の自身の感想を見ても特別な一夜だったことは間違いなさそう。重岡くんのご満悦そうな表情が大すきだと映像を見て改めて思った。

加えて私利私欲にまみれた感想を書かせていただくと、かみしげを推しに推しまくるわたしにとって最高でしかないLovely Xmasという曲が映像としてこの世に残ったことに感謝しかないということ。頭が上がらない。欲を言えば大阪でのドームコンサートでも是非ともよろしくお願いしたい。

 続きを読む以降は覚え書き用の手書きの感想メモ。

 

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流れ星は願いをすこしも裏切らない―『なうぇすと(初回盤)』one chance MV&Making感想―

2016年11月30日、ジャニーズWEST3枚目(ミニアルバムも入れれば4枚目ですね)のアルバム『なうぇすと』がめでたく発売となりました。年イチペースでコンスタントにアルバムを出し、それを引っさげたコンサートをするというサイクルが現段階で出来上がっているのはありがたいことではないかと思います。

さて、今回のアルバムには流星くん出演のドラマ『レンタル救世主』の挿入歌である『one chance』のMVが収録されています。今まででいちばん真面目にダンスしているという噂は以前より聞いていたけど、本当にずっと踊ってるね?!この人たちジャニーズだあ!!というのがMV視聴後のざっくりとした印象。大分失礼ですね。それに加えて、当然と言えば当然なのですが、なんだかんだでこの曲はジャニーズWESTの曲でありながらも流星くんのための曲だと感じたので、流星担の皆さんが少し羨ましくなります。こんなカッコいい曲中で出演ドラマの台詞を言えることが許された担当を持ったら最高じゃないですか?

MVを撮る曲にこのような曲を選んできたということは、偉い人たちがジャニーズWESTをおちゃらけた路線だけで売り出す気がそろそろ無くなってきているというものだと見なしていいのだろうか。わちゃわちゃした仲良しグループというだけではきっと早々に限界が来るはずだし、むしろギャップを生み出しやすいキャラクターなのだからそれを利用しない手はないだろうというのが個人的な意見。今年発売のシングルに着目すると、『逆転Winner』でしっかりめのダンスを踊り新境地への第一歩では?と思ったら『人生は素晴らしい』で逆行してしまったという見方も出来てしまえるので、今回『one chance』という曲が与えられたことで、ファンとしては「まだまだ開拓の余地はあるんだぞ!」と強気な気持ちを取り戻した気分です。

続きを読む以降は覚書用の感想メモ。

なうぇすと(初回盤)(DVD付)
 

 

 

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