ごねんぶりにどめの

時代を嘆くなって、言ったじゃないか!

君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる―『ウチにおいでよ(2018/9/3更新分)』を読んで―

 

 

「ボーカルが1番好きです」

 

2018年9月3日、毎週月曜更新ジャニーズweb連載『ウチにおいでよ』の中で、内くんがそう書いていた。

ちょうど1週間前、Summer Paradise 2018のステージに立っている最中、内くんは「バンドのボーカル楽しいなあ」と思っていたらしい。ボーカルはやりがいがある、とのこと。

ド直球の言葉が胸に、ずばん、と響いた。嬉しくて泣きそうになった。

歌って踊る内くんにずっと出会いたくて、死ぬほど焦がれて、やっと出会えたその日に、内くんが「歌うの楽しい」って思ってくれていた。それを知ってほっとした。こちらからの一方的な願いではなかったということに、心の底から安堵した。

「歌っている内くんを望むことを許された」、そんな気がした。

 

しかし内くんは続く文章の中で「二度とライブやらないとは言ってないから」という旨の供述をしているのだが……いやいやいや8月6日更新分の連載内での匂わせ発言みたいなの何だったの!?「自分の中でこの夏のライブが最後かなって思ってる」みたいなこと言ってたじゃん!?!?

 

と、ぎゃあぎゃあ騒ぎつつも、大人しく内くんがボーカルを務める次の現場を首を長くして待つことにする。もちろん10月からの舞台『まさに世界の終わり』も楽しみにしてる(演技をする内くんに興味のある人はプレイガイドでもチケット売ってるからね!)。

 

 

去年の9月から月一ペースで書いている要望ハガキは、2年目も無理せずがんばりたい。何かしらの形で内パラの映像化頼むよマジで。

 

内くんの歌を待っている人、ちゃんといるよ。

だからまた、ライブで会わせてね。

 

 

 

 

 

 

これからのあなたを見てついていきたい―『Summer Paradise 2018 内博貴公演』―

 

2018年8月26日、27日の2日間に渡って開催された『Summer Paradise 2018』内博貴さんの公演(通称『内パラ』)が終わった。公演2日目の朝に更新した記事 今日が終わってもまたあなたに会いたい―『Summer Paradise 2018 内博貴公演』― - ごねんぶりにどめの にも書いたが、平成最後の夏に15年越しの夢をようやく叶えることができた。

3公演とも入って、はじめは「この曲、分からないな……」となった曲が大多数だったけど、ラストではまるで全部の曲が最初から知っていたかのような気持ちで楽しんでいた。印象的だった曲についてかいつまんで書いていく。

 

『Fighter』(2曲目)
エイトののDVDで歌ってるやつーーーーー!!!!!という感想が真っ先に到来。懐古厨のわたしが定期的に見返しては「内くんかわいい……ほっっっそい……」となる、関ジャニ∞の唯一8人の映像が見られる映像作品『Excite!!』に収録されているV.WEST時代の曲がこれだ。V.WESTの曲をそこまで知らなかった自分にとって、この曲を最初の方で歌ってくれたことに、「知ってる曲だ」と少なからず安心感を覚えた気がする。
この後「欲しいものは愛じゃない、欲しいものは金じゃない!」と勝手に『STANCE』の歌い始めが流れるのを制していたのは初日限定のいい思い出(『Excite!!』でその順番で歌われるため)。

『Master key』(4曲目)
こんなに早くに来る!?心の準備できてませんけど!?となった。ピンクの照明でバッと照らされた内くんが最っっっっ高だった。最高すぎたので3公演中2公演泣いていた。「15歳くらいの時の曲やで?」「原キーやで?」って言いながら、ちゃんと原キーを求めているであろうファンに向けて三十路超えても原キーで歌い続ける内くん。『Master key』についての「原キーやで?」は代表的ツンデレ発言だとわたしは解釈している(ジャニウェブでもライブMCでも「原キーやで?」的な発言をしていた)。
2日目の2公演目は、流石に落ちサビなんかは苦しそうに聴こえたけど、音が狂ったりかすれたりすることはなく、それはそれで味がある、くらいの聴こえ方だったので喉が強いなと感心した。

『Crave it』(9曲目)
内くんが踊ったーーーー!!!!!光一くんありがとーーーーーーーー!!!!!と帝劇にいらっしゃるであろう堂本光一さんに感謝の念を送りながら見ていた(内くんは昨年のサマパラに来た光一くんに次のライブは踊れと言われていた)。初日に曲が終わってMCに入るとすぐに「踊ったで!」と言ってきたの、ザ・内くんって感じの可愛げがあってよかった。しかし当の本人、実はその約束を忘れていたらしく、思い出させてくれた人踊らせてくれた人みんなありがとう……となった。

初めてちゃんと踊っている内くんを見たんだけど(ザ・アイドルソングを踊る内くんならはるか昔に見た気はするが)、なんかこう、一言で言い表せない動きをするというか、「ジャニーズなら○○さんっぽい」という人が浮かんでこなくて、未だに上手く形容できる表現がないか模索している。ふわっとした軽いダンスじゃないんだけど、かと言って重量感のあるどっしりした印象を受けるかといえばそうでもなく、うーん……っていう状態。ただしもちろん下手ではない。全体的にぬるっと動いてる感じだけどたまにものすごい勢いでパキッパキッパキッて感じの動きをしていた、気がする……ダメだ上手く言い表せない。
踊ったことに対する興奮度が高すぎて書くのを忘れそうになったが、歌そのものも「アップテンポで程よくエロいジャニーズ曲」という感じで良い。特に衝撃を受けたのはサビ終わりの「♪俺を貪ってる」。「内くんの持っている歌声のエロそうな部分を全部集めました!!」みたいな歌い方をしていた。何ソレって感じな表現なのだが、とにかく、それまでの歌い方と全然違ったので理解が追い付かなかった。
2日目2公演目で左右に分けている前髪が落ちてきて顔にかかっていたのが、曲に合った性的方面に全振りのビジュアルだったので、オーラスのご褒美だと思ってありがたくこの目に焼き付けました。 

 『Without your love』(13曲目)
最初アカペラで歌っているスポットライトを浴びた内くんが、只々神々しかった。

『24時間 With me』(14曲目)
「♪1・2・3・Go!」の後に大体上見てほっぺをぷくーっとさせていたのが大層可愛かったので、モニターにそこをアップで抜かれてほしかったという事後報告ならぬ事後要望をここに書き残しておく。

『3ピース』(15曲目)
内くん関係ないんですが、ベースの矢花くんがとてもかわいかった。全体を通してステージの上を結構動き回る子だな、という印象を持ったのですが、特にこの曲ではキーボードの石垣さんの近くに駆け寄ってシンセサイザー?(楽器に疎いので違ったら誰か教えて……)を触らせてもらってる矢花くんとそれを楽しそうに見ている石垣さんという画が非常に微笑ましくてよかった。
2日目2公演目で、内くんが曲前にペットボトルに入ったステージドリンクを飲もうとしたんですけど、そこまでの時間的余裕がなくてペットボトル片手に持ったまま歌い始めたのは面白かった。どうしても水分補給したかった結果、内くんのサマパラなのに一瞬だけ石垣さんのソロができた(その間にステージドリンクを飲む内くん)。

『スキなだけTODAY』(17曲目、オーラスのみダブルアンコも)
内くんと一緒に会場が湧いてる一体感が気持ちよかった!ダブルアンコールの盛り上がりが「これで終わるんだ」という寂しさを微塵も感じさせなくて、しんみりしたラストが苦手な自分としては好もしい終わり方だった。

『Hi! Hi! HIROCKY』(アンコール2曲目)
内くんが曲中で一瞬音が止むところで「ありがとー」って言ってくれたことが嬉しかった。2日目昼公演は胸の前に手を合わせて、夜公演は天を見上げながら(初日は分からず。自分が気付かなかったのか、そもそも言っていなかったのかすら不明)。

 

歌についてはこんな感じだろうか。文章量からも伺えるように、今回の内パラですっかり『Crave it』の虜になったので、何らかの手段でいつでも聴けるようにしてほしい。

 

 

そして内くんがジャニーズwebの連載に書いていた「サプライズ」の正体であろう、メンバーによるお見送り。案外スタッフにすぐ剥がされることはなく、しっかり手と手を合わせて一言言うだけの時間はあった。

3公演入ったので3回ハイタッチをさせてもらったのだが、3公演目しかまともに覚えていない。3公演目ではじめてきちんと目を合わせてハイタッチすることができたからだと思う。ハイタッチする時に「ライブまたやってください」と言ったけど、本人の力でどうにかなるわけでもないか……?と会場を出た後で少し冷静になった。まあいいか、?

目の前で「ありがとー」と言われた。自分以外の観客にも同じこと言っているのを分かっていても、飛び上がりたくなるような嬉しさを感じた。

 

 

こんな感じで、大満足の状態で内パラから帰還した。

初めてこの目で見た内くんは、たとえその姿を見慣れてしまってもご本尊のような輝きを変わらず放っているように見えた。これからも可能な限り応援していこう、と決意を新たにした。

今回のライブでようやく内くんの関わっている曲を沢山聴いて覚えることができたから、早く次のライブに行って復習がしたい!と既に胸が高鳴っている。内くんの歌声をどこかにしまったままにしておくなんて勿体なさすぎる、とライブに行って改めて感じた。内くんの歌がわたしは大好きだ。

 

内くん、平成最後の夏に素敵な夢を見させてくれてありがとう。

「これからの僕を見てついて来て欲しい」と言うのなら、この夢を抱いたまま、あなたについていきたい。

 

 

 

 

 

 

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おまけ 

内パラ終わりのテンションで趣味の悪いアクスタ遊びに興じていたのですが、ネタが早々に切れたので何かアイデアがあれば何かしらの方法でご連絡ください。船長にはそのうちなってもらいたいと思っているのですが……。

 

 

 

今週のお題「#平成最後の夏」

 

今日が終わってもまたあなたに会いたい―『Summer Paradise 2018 内博貴公演』―

 

2018年8月26日、『Summer Paradise 2018』内博貴さんの講演(通称『内パラ』)に足を運んだ。

 

わたしが初めて内くんを知ったのは2003年にNEWSがデビューした頃。錦戸担だったが、同じく2グループを掛け持ちし、雑誌やテレビ等で一緒に見かける機会の多かった内くんのことは他のメンバーとはどこか違う特別な存在として自分の中に位置づけていた。

あれから15年が経った。

それなのに昨日まで一度も内くんを自分の目で見たことがなかった。学生だったことやライブが開催される土地から遠方に住んでいたことから自由が利かず、画面越しの内くんを眺めているだけだった。去年のサマパラも平日開催が壁となり行くことが出来なかった。

わたしのだいすきな内くんの話 - ごねんぶりにどめの にも書いたが、わたしは“アイドルとして”歌って踊る内くんがとにかく見たかった。キラキラしている内くんを、10数年間凝りもせず自分の中に住まわせ続けていた。

 

ようやくその気持ちが報われるときが来た。

 

内パラでは、はじめに内くんを除いたバンドメンバー(キーボード石垣くん、ギター小川くん、ベース矢花くん、ドラム雑賀さん)が舞台袖からステージに出てきた。

石垣さんが内くん以外のバンドメンバーを順に紹介。そして最後に「内博貴!」と石垣さんの高らかな雄叫びのような声と共に、内くんが登場した。

内くんは他のメンバーのように舞台袖からではなく、ステージ後方にあるフロートのような、ステージよりも高い位置に立てるセットに乗って登場した。

 

「あ、アイドルだ」

 

内くんがパッと目に飛び込んできて、真っ先に頭に浮かんだ言葉がそれだった。初めてこの目で見た内くんは、思わず目を丸くしてしまうほどキラキラしてた。

誰かに叩かれそうなことを承知で言うけど、内くんの輝きのピークははるか昔、わたしが好きになった頃くらいに終わったと思っていた。最近は、ノリのいい関西のニーチャンだけど実は歌もそれなりにできるんやで、くらいの人に見えることがほとんどだった。

でも、TDCホールのステージの上にいた内くんは、発光して見えた。この人はライトの下で呼吸をしなければいけない人だと思った。

心の底からそう思った瞬間、俯いて少しだけ涙を流して、また内くんの方を向きなおしてその声に耳を傾けた。

 

 

平成最後の夏、15年越しの夢が叶った。

一つの夢の終わりは、新しい夢の始まりを告げる。「今年のサマパラが終わっても、歌っている内くんをまたこの目で見ること」がわたしの新しい夢だ。

 

ありがたいことに、今日もまた、内くんを見ることができる。あと2回も、神様のように神々しい光を放つ内くんが見られる。

今日が終わっても、またこの目で内くんを見ることの出来る日が訪れると信じて、祈りを捧げるように、最後まで今日の講演を見届けたい。

 

それでは、行ってきます。