ごねんぶりにどめの

時代を嘆くなって、言ったじゃないか!

あなたの応援スタンスは?おしえてとなりのジャニオタちゃん!

推しをどのような気持ち、どのようなスタンスで応援しているかというのは、当人にとってはそれが当たり前のことなので、改まって人に紹介する機会ってそうそうない。しかしながら場合によっては戦争レベルの問題に発展することもある、超重要な問題でもある。そこで先日出会ったこのツイートを見てほしい。

せっかくこのような便利なものを見つけたので便乗しない手はないぞ!ということで少々遅ればせながら書いてみました。わたしはこんな感じです。

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どうしても行きたい公演が外れたら?
定価のお譲りを探して見つからなかったら潔く諦める。それもまた運命。

ファンサ
もらえたらそりゃあ天にも昇る気持ちだろうけどコンサートでは推しが元気な姿を見られれば十分なので多くは求めない。同じ空間に同じ時を生きているだけで奇跡。

貶し愛
昔からずっと推しを全力で褒めちぎりたいタイプのオタクなので自分には出来ないし見るのも得意じゃない。

同担 / 掛け持ちですか? / 相手がDD(複数推し
重岡担だけど横尾さん狂いで錦戸さんが永遠の自担と言い張るオタクなので、複数推しの方を見ていると仲間を見つけたような気持ちになるので嬉しくなるし複数界隈の話を聞くのは楽しくて勉強になる。同担さんも他担さんも好き。

遠征 / 一人参戦
1つのツアーでどの公演にも入れないことを避けるために遠征するという感じ。だから1つのツアーで1回くらいならする。一人参戦は全然平気。一人だとコンサートのメモを終演後にのんびり振り返られるところがいいけど、やっぱりオタクと話したくなるので少し寂しくはなる。

振りコピ
踊れるものはなるべく踊る。演者に負けないくらい踊るよう常に心がけている。というのは、以前一緒にジャニーズWESTのコンサートに入った方が「コンサートでは関ジュになるくらいの気持ちでいる」という心構えを話していて実際に関ジュばりにガンガン踊る様子を見てから、自分もそういう気持ちでコンサートに臨もうと思った。

双眼鏡 / うちわ / 公式外ペンライト
好きなのは片手にペンライト(公式外ペンライトの持ち込みって考えたことなかったし多分これからもやらないと思う)、もう片手に双眼鏡のスタイル(振りを一緒にやりたい時に動きやすいから)。でもうちわを作るとテンションが上がるので気合を入れがてらたまに作る。視認性よりも自己満足重視のうちわ作りが大好きなのでデザインにめちゃくちゃ時間をかけてしまう。

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 普段仲良くしている自分と似たような応援スタンスのオタクばかりを見ていると、世の中には様々なスタンスの人がいることをつい忘れそうになる。その中には自分が理解できないタイプの人も含まれるだろうし、全員と仲良くするのは到底無理な話だ。

オタクをするにあたって大切なのは、気の合わない人に極力近づかずぶつかり合わないようにする努力をしながら、楽しく健やかに日々を送ってゆくことだと思う。わざわざ不快の海に飛び込んで精神鍛錬に励む必要はない。ぬるま湯に浸かって極楽極楽って言っていても誰にも文句言われない世界なんだからそれでいい。

合うか合わないかを判断する、または人から判断してもらうためには、自分がどういうタイプのオタクなのかはどんどん主張していった方がいい。この記事もその手段の一つです。ハッピーでピースフルなオタクライフ、一緒に築いていきましょう。

『Traffic』聴いたら錦戸にソロをって言うしかないじゃないか

※『関ジャニ'sエイターテインメント ジャム』コンサート内容及びパンフレットの内容のネタバレを一部含みます。自己判断でお読みいただければと思います。

 

 

 

 

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2017年7月15日、『関ジャニ'sエイターテインメント ジャム』札幌公演に行ってきました。まずは無事初日を終えられてよかった。これからの4会場も大きなトラブルなく終えられることを祈ります。

初めまして、『Traffic』

『ジャム』は初回盤のみ買っていたので、昨日のコンサートで錦戸さんが作詞・作曲をした『Traffic』を初めて聴いた。事前情報として錦戸さんっぽい曲という噂は聞いていて、曲をつくった錦戸さんが歌う姿と歌詞が映るモニターとを交互に見ながら、なるほど確かに、と納得はした。

でもこの曲については、錦戸さんらしいなあハイおしまいだけでは済ませたくなかった。いまの錦戸亮がこの曲を作ったということにあまりに心を揺さぶられてしまって、軽快に進むメロディに反するかのように会場でぼうっと立ち尽くして目にじわりと涙を滲ませていた。

『Traffic』ってどんな曲?

『Traffic』は本人曰く『交通渋滞』をイメージして作った曲(パンフレットより)らしい。現状に対する不満や苛立ち、目的地に到達できないもどかしさ、自身が下してきた選択に対する迷いとそれを無理矢理振り切ろうとするがむしゃらさを、疾走感あふれるメロディーに乗せている。(歌詞はこちらから。気になったら買うなりレンタルなりして頂ければと。)

ツアーパンフレットに、錦戸さんが『Traffic』について語っている部分がある。

でも、こうやって曲を作ってて思うんやけど、自分が言いたいことを言ってるだけじゃ意味ないんだよね。だって、関ジャニ∞の曲だから。聞いてくれる人たち、ファンの人たちとどれだけ喜びや楽しさを共有できるか、いろんな考え方せなアカンなって思った。(中略)でもちょっとだけ、曲の中に自分の気持ちを忍ばせてます(笑)。そもそも僕らはアイドルで、好きなことを言いたくても言えないから。そのしばりのくぐり抜け方はよくわかってるんです(笑)。

「自分の気持ちを忍ばせている」とコメントしているが、本人の口からそんな答え合わせのような言葉が出ようが出まいが、先日放送されたアナザースカイのインタビューを聞けば、多少なり自分の気持ちは入っているだろうという気持ちにはさせられる。

Q.理想までの道は?
「5合目?2合目でもいいくらい」
「なんか、まだまだだなって思います」

―アナザースカイ(2017/7/7)

 正直、いくら紆余曲折あったとしても今の個人やグループでの仕事内容を見る限り、2合目なわけはないだろうと思う。あまりに謙遜しすぎだろう。でも錦戸亮は、満足した豚より不満足な人間であることを永遠に選び続けるような人だということも知っている(知ったかのような気持ちになっていると言った方が適切かもしれない)。だからファンは何も言わずに大人しく見守るしかなく、また、それを錦戸亮らしさと呼ぶ。

『Traffic』から受けたイメージ

『Traffic』の歌詞を見た時にわたしの頭に浮かんだのは、錦戸担だった時期(2003-2010)によく思っていた「擦り切れそう」という言葉だった。

わたしは錦戸さんの、キラキラ発光しているザ・アイドルではないけど閃光のような鋭い光を放つ強さを持っているところに惚れこんでいた。しかし同時に、その光がいつか消えたりしないだろうかと見ている人をどこか不安にさせる焦燥感も持ち合わせていた。もっともっとと進んでいくうちにどこかでぶっ倒れるんじゃないかと思っていた。だからわたしは、今にも擦り切れそうな人だと錦戸さんを評していた。

錦戸担だった時に書いていたブログを掘り起こしたら、“いつかの雑誌で渋谷さんが「亮は行き急いでる感じがする」って言ってて、その言葉が妙に残ってる。そんなに急いてるのかな。でも、確かにもう少しで折れそうなギリギリ感があると思う。忙しくて痩せてきたりすると本気で心配になる。”と当時の自分が書いていた。身近なメンバーにも生き急いでいると思われてるくらいだから、わたしの持っていたイメージはそこまで大きく外れてはいないだろうと思う。

『Traffic』は常にどこか物足りなさを感じ生き急いでいるようすら見える錦戸亮が、今も昔も変わらず在り続けていることを実感させてくれる曲だった。錦戸さんのどこかしらに失望して担降りしたわけではなかったけど、いちばん好きだった時期にいちばん好きだった部分が今も生き続けていることが嬉しかった。だから会場で泣いた。しかもそれを現在の錦戸さんが楽しいと思っているバンド演奏から知ることができたんだから感無量の一言に尽きる。

昔と違うのは、生き急いでいてもそこから危うさが感じ取られないところ。理由は一つじゃないだろうけど、以前よりも関ジャニ∞の構成要員のうちの一人という帰属意識が高まったことが一因では、と勝手に推測している。「他のメンバーの仕事を見てもっと頑張ろうと思う」とアナザースカイで話していた錦戸さんを見て、関ジャニ∞のために自分の仕事を頑張ろうという考えが昔よりも強くなったのかなという印象を受けた。歳をとって考え方が変わるのは当然だから、何がどう影響したのか分からないけど、とりあえずいまの錦戸さんは見ていても心配にはならない。加速しても変な走り方はしないはず。

 

錦戸さんは、顔も立ち振る舞いも考え方も作る曲も、みんなかっこいいよ。ずっと前から知ってたけど。細かな音楽のこだわりは理解できないけど、『Traffic』はかっこいい、いい曲だった。

なにはともあれ、錦戸にソロを。

 

ジャム(通常盤)

ジャム(通常盤)

 

 

横尾担は如何にして横尾担になったのか:傾向分析

 

 

 一週間前、ツイッターはてなブログで横尾担が横尾担に至るまでの経緯を教えて下さいとゆるく募集したところ、なんと40名弱の方からリプライやDMでご回答を頂きました。勢いで始めたのにこんなに話してくれる人がいるものかと、驚きながらも一つ一つにやにやしながら読みました。ただの興味であってどこかに公開する気はない、と宣言した上で尋ねましたが、傾向や個人的に読んでいて面白かったものを自分の中に留めておくのが勿体なく思えてきたので、お名前や文章は載せずに読ませて頂いた雑感を書き残しておこうかと思います。

 

バラエティ番組:やはりキスブサ強し

10人以上の方が、横尾さんを知るきっかけや横尾さんに落ちた決定打として『キスマイBUSAIKU!?』を挙げていました。最近はネタ切れ感が伝わってくることもありますが、なんだかんだで横尾さんに限らずキスマイを認識する入り口としてあれほど最適な番組はないんじゃないかと思います。

料理回や特定のシチュエーションでのキス回等、皆さんそれぞれポイントは違ったんですが、個人的に面白かったのは「彼女の手料理がマズかった時に傷つけずに伝える優しい一言」回でオチたと断言した方がお二方いらっしゃったことです。これを聞いてわたしも見てみたんですが、料理が絡んでいることもあってかザ・横尾渉という感じの一言で、これで落ちたらたぶん横尾さんが何してもそうそう嫌いになることはなさそうだなと思いました。未視聴で気になった方は是非探してみて下さい。

キスブサ以外のバラエティ番組では、『UTAGE!』を見てからという方も数名いらっしゃって、舞祭組というグループの功績に乾杯です。舞祭組関連で言うと、デビュー曲『棚からぼたもち』で興味を持ったという方もいました。『UTAGE!』以外では『濱キス』からという方もいました。

 

他のキスマイメンバーから:最強のわたたいコンビ

これ理想だな~~~いいな~~~と個人的に思った横尾担への落ち方が、

はじめは藤ヶ谷さんが好きまたは苦手(※どちらのパターンの方もいた)
→そんな藤ヶ谷さんを容易くにこにこたいぴちゃんモードにする横尾さんって何者?
→あれ、わたしいつの間にか横尾担?

という藤ヶ谷さんの戦略に見事に乗せられている落ち方でした。話を聞かせてくれた人の中では3人くらいいた。あんなに姫に愛されている横尾さんって一体?ってわたたいの初歩的かつ永遠の謎みたいなところありませんか……? 

藤ヶ谷さん以外のメンバーを窓口に横尾担になられた方ももちろんいらっしゃいました。決定的に落ちた瞬間はキスブサだったりコンサートだったりライブ映像だったりと実に様々でした。夢に横尾さんが出てきたからという方もいた。

 

10000字インタビュー:賛否両論の『賛』の存在

話を聞かせてもらった中で最も感動したのは、当時大変問題となったであろうMyojo10000字インタビュー(Kis-My-Ft2『裸の時代』に掲載)で横尾担になったという方が数名いらっしゃったことでした。わたしも先日読みました。

 あの文章で自分から離れていった人の方に目を向けがちな話し方を2回目の10000字インタビューで本人がしていたけど、あの時横尾さんに落とされた人もいたんだと思うと、よかったあよかったあって泣きじゃくりながら安堵の声を上げたくなりました。ファンは本人の予想なんて簡単に裏切ってくるんだよ横尾さん……。

 

少クラ・ライブ映像:ローラー全盛期の横尾渉に見惚れるがいい

過去の少クラやライブ映像を見てという方ももちろんいました。昔の少クラを見て横尾さんに興味を持った方が2名いましたが、お二人ともとにかくローラー姿が美しいと褒め称えていたので、やはりキスマイはこれからもローラー履いていって下さいと願うばかりです。実際デビューから5年経ってもコンサートで積極的にローラーを履いているのはとても好もしく思える。

ライブ映像は結構ばらばらでしたが、Kis-My-TVの沖縄シェアハウスのビジュアルが最高すぎてオチましたと話していた方とはがっちり握手したくなりました……(強火丸眼鏡担)。

 

 

直接ご連絡頂いた方には一人一人にお返事させて頂きましたが(万が一漏れていたら教えて下さい!)、改めて皆さんの大切なお話を聞かせて下さってありがとうございました。大規模なアンケートじゃないので傾向を掴んだとすら言えないかもしれませんが、ツイッターのフォロワーじゃない方でもDMで長い文章を送ってくれたり、これをきっかけに初めてお話できた方もいたりして、個人的には大満足です。皆さまが健やかなオタクライフを送られることを祈っています。