ごねんぶりにどめの

時代を嘆くなって、言ったじゃないか!

ジャニオタライフ2017~自担に愛と感謝を込めて~

 

2017年もあと1日でおしまいということで、まずは当ブログにお越しいただいた皆さん、1年間ありがとうございました。悲喜こもごもあったけどこれで終わりだあとは正月*1、ということで年明け前にこの1年をブログ記事と共に振り返りたいと思います。

 

初めての担降り

今年1年をかけてゆっくりと重岡担からの担降りの道を歩み、結果として横尾担を名乗ろうと決めたこと。それが2017年の個人的超重大ニュースだった。過去に7年間錦戸担をしていた自分が、まさか2年ほどで担当を変えることになるとは予想だにしておらず、未だに不思議な気分が少し抜けきらない。

今年最初の現場となった舞祭組ハイタッチ会に参加したことが、事のはじまりだった。

走り、舞い、まだ見ぬ誰かの道しるべとなれ―舞祭組『日本縦断「道しるべ」の旅』(札幌)に参加して― - ごねんぶりにどめの

ハイタッチ券を手に入れるために購入した『道しるべ』通常盤のブックレットに写っていた横尾さんの丸眼鏡姿にコロリとやられ、翌日にはCDショップへと走り丸眼鏡姿で動く横尾さんが特典映像で見られる『道しるべ』初回Bを購入していた。

最先端じゃなくたって歩けばそこに道はできる―『舞祭組10days合宿ガチドキュメント~タマタマキタ3人も合宿所でガヤガヤしちゃうよSP~』感想― - ごねんぶりにどめの

その約1か月後にはKis-My-Ft2のファンクラブに入会してアリーナツアーに申込み、5月にキスマイのコンサートに初めて足を運んだ。

Kis-My-Ft2横尾渉に転がり落ちた重岡担の記録 - ごねんぶりにどめの

続・Kis-My-Ft2横尾渉に転がり落ちた重岡担の記録 - ごねんぶりにどめの

オレンジ色のペンライトの少なさ(あくまで個人的な体感です)に愕然としたコンサート参戦を境に重岡担との掛け持ちを宣言し、それまで敬遠していた評価が二分される一万字インタビューを読んだり、横尾担の諸先輩方に担当に至るまでの経緯を聞いたりと、ますます横尾さんやそのファンに興味を持っていった。

横尾渉さんの10000字インタビューを読んだ話 - ごねんぶりにどめの

横尾担は如何にして横尾担になったのか:傾向分析 - ごねんぶりにどめの

そんな中、横尾さんはこっそりと全国で8人目の1級マグロ解体師になっていた。12月発売の舞祭組ファーストアルバム『舞祭組の、わっ!』特典のMVでは、資格取得後初めてマグロを捌いている。自身の興味から仕事へのつなげ方が着実なのにぶっとんでいる。

推しがマグロ解体師になりました - ごねんぶりにどめの

その後も横尾さんに対する熱は冷めることなくむしろどんどん温度は高まる一方で、結局これ以上掛け持ちを自称できないと観念したわたしは、人生初の担降りブログを書いた。

担降り宣言 - ごねんぶりにどめの

そして横尾担となってから初めてのハイタッチ会が今年の現場納めとなり、ハイタッチ会に始まりハイタッチ会に終わった2017年となった。

すきな人の手に初めて触れた日のこと - ごねんぶりにどめの

 

今年の現場

今年はキスマイ以外にも、ジャニーズWESTSexy Zone関ジャニ∞と計4グループのコンサートにお邪魔した。

未来とは輝く今の連続―『ジャニーズWEST LIVE TOUR 2017 なうぇすと』に参戦して― - ごねんぶりにどめの

札幌の夢の国に行ってきた―『Sexy Zone presents Sexy Tour 2017 ~STAGE』に参戦して― - ごねんぶりにどめの

『Traffic』聴いたら錦戸にソロをって言うしかないじゃないか - ごねんぶりにどめの

また、コンサートではないが、初めてオタク同士でアイドルの誕生日を祝う会にも参加した。

『重岡大毅生誕祭 ハローTOKYO!!』に行ってきました - ごねんぶりにどめの

これほど複数グループの現場に足を運んだのに、一つだけ行きたくても行けなかった現場があった。平日公演だったため遠征が難しく泣く泣く諦めた、内博貴LIVE2017である。せめて映像を見たいという願いから9月から月に1枚のペースで映像化要望ハガキを出しているが、この願いが2018年に現実のものとなってほしい。

内博貴の呪いから逃れられない元錦戸担の話 - ごねんぶりにどめの

また、来年はA.B.C-Zのコンサートに一度足を運びたい。元々少クラ等を見ていて一度生でパフォーマンスを見てみたいという思いを持っていたが、試しにコンサート映像を見てみたところ、さらにその思いが強まったので、2018年中に実現できるよう行動していきたい。彼らはもっと売れなければいけないグループだと信じている。
(現在過去作品を少しずつ収集しているので、おすすめがあれば教えて下さい。)

「売れたい」人たち―A.B.C-Z写真集『五つ星』を読んで― - ごねんぶりにどめの

 

その他あれこれ

ジャニオタに限らず全オタクに一読してもらいたい『浪費図鑑』の感想、秋に引越しをした際の記録、当時ツイッターで話題になっていた応援スタンスについて等、作品やコンサート以外についての記事もいくつか書いた。担当や所属グループについての話題ではなかったが、その分普段とは異なる人から反応をもらった印象がある。

オタクども、自担は褒めて褒めて褒めまくれ - ごねんぶりにどめの

ジャニオタ、引越しをする。 - ごねんぶりにどめの

あなたの応援スタンスは?おしえてとなりのジャニオタちゃん! - ごねんぶりにどめの

 

おわりに

今年ははじめのうち他担として横尾さんについて言及していたこともあり、昨年よりも沢山の方にブログを読んでいただき、「ブログ読みました!」とお声掛けいただく機会もぐっと増えました。拙い文章ながらも、自分の書いた文章が一人でも多くの人の目に留まるということが、いつも素直に嬉しかったです。

それでは明日のカウコンとCDTVに向けて準備運動でも始めようかと思います。来年もどうぞよろしくお願いします。

 

*1:A.B.C-Z『忘年会!BOU!NEN!KAI!』より

すきな人の手に初めて触れた日のこと

 

2017年12月17日、福島県桑折町で開催された「舞祭組の、わっ!」発売記念キャンペーン 〜舞祭組の輪を広げる日本行脚の旅〜と題されたラジオ公開収録・ハイタッチ会に足を運んだ。

このために朝(というか深夜)3時半に起きて真っ暗闇の中を駅まで自転車で駆け抜け始発の電車に乗り、新幹線の中ではぼんやり外を眺めていてふと目に入った富士山に「ああ、あれが舞祭組の登ったマウントフジか……」と眠気でぼんやりとした頭の中で反芻していた。行ったところで間に合わずハイタッチできないかもと思うだけで緊張して吐きそうだった。あまりにも必死だったのでおそらく一生の思い出になると思う。しかも会場で配布された整理券がオレンジ色で、無駄に運命を感じたくなった。

公開収録の内容はツイッターにレポを落としたのでここでは割愛し、個人的な感想を書いておこうと思う。

 

ざっくりした表現で恐縮だが、わたしは今回の公開収録・ハイタッチ会に“エモーショナルな何か”を求めていた。それはキスマイについてそれほど明るくない状態で興味本位で行った1月のそれとは違い(参考記事)、今回はキスマイに興味を持ち横尾担として参加した公開収録・ハイタッチ会だったからだ。このおよそ1年の間に大きく変化した自分の感情を思うと、担当に接触できるイベントに行って心を揺さぶられないわけがない、きっと泣くほど感激するに違いない、と期待していた。

しかし実際に終わってみると、一滴の涙を落とすこともなく、また息がしづらくなるほどの狂おしい感情を抱くこともなかった。

公開収録の横尾さんは、わたしがこの1年間で知ってきた通りの横尾さんだった。礼儀正しくて、たまにおどけて、自分の関心事には手を抜かない。だから新鮮な驚きや衝撃は一切なかった。

 

横尾さんとのハイタッチについては正直、自分が何を言ったのか、むしろ何か言ったのかどうかすらも覚えていない。歯ががちがちと音を立てそうなほど寒かったから、口が上手く回らず何も言葉を発せていなかったかもしれない。逆に横尾さんから何らかの言葉をもらったかどうかも覚えていない。

ただ自作の横尾うちわを持参したので、横尾担であることだけは伝わった、と思いたい。横尾さんは左手に持っていたうちわに視線を向け、その後わたしにも目線を合わせてくれた。耳から入る情報が記憶からほとんど消えているが、視覚情報ははっきり記憶に残っている。

ただ、このうちわから自分に横尾さんの目線が向く1秒あるかないかの間、わたしは列の進行に伴い歩みを進めていたのに、横尾さんの右手から自分の右手を離せず、思わず反射的に横尾さんの指先を握るような仕草をしてしまい、後から思い返してめちゃくちゃ反省した。ハイタッチ以上のことはしないで下さいとあらかじめ注意喚起があったし、わたしが手を離すのが遅かった分後方の人にも迷惑をかけたかもしれないと、会場を離れてから記憶を整理すればするほど後悔した。知らず知らずのうちに横尾さんに求めることが強まり、それが今回表に出てしまったのだと思う。うちわを見せながら「好きになれてよかったですありがとうございました」と言ってさくっと去りたかった。

 

このように自分の中で悲喜こもごも味わった今回の公開収録・ハイタッチ会。大きな心の動きがなかった代わりに、この1年間で新規ながらも自分がいかに横尾さんについてのあれこれを見聞きし、“好き”という感情を育ててきたかを認識させられた。帰路につきながら「そうか、わたし横尾さんのことそこまで好きだったのか……」と今さらのように思った瞬間、会場では流さなかった涙が初めて流れそうになった。

 

結果として、この1年間の個人的ビックウェーブを振り返るのに相応しい舞台であることに違いはなく、行けてよかったと心の底から思う。舞祭組の4人をはじめとし、今回の企画に関わったスタッフの皆さま、ハードスケジュールの中お疲れ様でした。そして本当にありがとうございました。

舞祭組待望のファーストアルバムが本人たちの望み通り、オリコン週間1位を獲得できますように。ぱにたん。

 

 

舞祭組の、わっ! (初回生産限定盤B)

舞祭組の、わっ! (初回生産限定盤B)

 

 

 

担降り宣言

「○○担から▲▲担になります」という話題について、おそらく自分以外にとってはめちゃくちゃどうでもいい話なのに、それでもどうして、いわゆる“担降りブログ”というものをジャニオタは書いてしまうのだろう。それほどまでに自己を主張したいのか。

否、ジャニオタにとって担当が変わるということはそれほど一大事なのである。

漏れなくわたしもその一人。我が身に起きた2017年の大事件の様子を振り返り、担降りをここに宣言したい。

 

きっかけはほんのちょっとの興味と、せっかくなら応援してあげたいという気持ちからだった。

走り、舞い、まだ見ぬ誰かの道しるべとなれ―舞祭組『日本縦断「道しるべ」の旅』(札幌)に参加して― - ごねんぶりにどめの

まだ他グループ担と名乗りながら行った舞祭組のハイタッチ会。あそこから全てが始まった。今考えるとわたし横尾さんとハイタッチしたって、なにそれマジかよ……?

最先端じゃなくたって歩けばそこに道はできる―『舞祭組10days合宿ガチドキュメント~タマタマキタ3人も合宿所でガヤガヤしちゃうよSP~』感想― - ごねんぶりにどめの

そして道しるべ合宿。この時横尾さんが丸眼鏡なんて着用していなければ何事も起らなかった(はず)。この時、「おすすめの横尾さんを教えて下さい」とツイッターやブログに書いたら名も知らぬ横尾担が声をかけてきてくれて、横尾担のやさしさとモンペ具合に初めて触れた。そう、横尾担は何故かモンペ気質の人が多い(体感です)。

そうこうしているうちに『INTER』発売に伴いテレビの露出が増え『Tonight』の横尾さん何度見てもカッコよすぎて見慣れないとか騒いでいたら今度はアリーナツアーすることになってえええええとなって結果がこれ。

ファンクラブに入ってツアーに申し込むか迷っていた自分に、フォロワーさんが入っちゃえばいいですよ!と言ってくれて、「あ、じゃあ入ろう」と即決した。

そして担降りしないけど横尾さんも好きと言った5月16日。

担降りしません - ごねんぶりにどめの

会場のオレンジ色のペンライトの少なさに泣きそうになりながら怒り狂い、掛け持ちする決心がついた5月27日。

続・Kis-My-Ft2横尾渉に転がり落ちた重岡担の記録 - ごねんぶりにどめの

その後は色んな前評判から読むのをためらっていた10000字インタビューを覚悟を決めて読んだり、たくさんの横尾担から横尾担になるまでのきっかけを聞きまくったりと、横尾さん(とそのファン)に対する興味が泉のように湧き上がっていた。

こうしてわたしは一歩一歩横尾担としての道へと歩みを進めると同時に、重岡担の自分が思い出せなくなっていった。

重岡くんを好きですとは言えるけど、重岡くんの担当ですとは言えない。普通に重岡くんが好き。でも自分の中では、“普通に”好きなだけでは担当とは言えなかった。もっと見たい。もっと聞きたい。もっと知りたい。そういった強い欲求の類が生まれない“好き”を携えるだけでは、担当とは呼べないと思った。そういう“好き”は日常に転がっている気がした。自分にとって唯一無二の特別に思える“好き”を持たなければ、担当とは思えなかった。

好きじゃなくなったわけじゃないのに担降りすることに、正直未だに違和感も覚える。これからガッと伸びそうなグループに何故目が向かなくなってしまったのかと不思議に思うこともある。しかし心の動きには逆らえない。惰性や義務感だけで趣味は突き通せない。

今の自分にとって、Kis-My-Ft2がいちばん興味深いグループで、そこに属する横尾渉というアイドルが心臓をいちいち握りつぶしてくる。

それが現状。今後、ジャニーズWESTの中では重岡くんが好きですと言うことはあっても、重岡担ですと言うことはほぼないだろう。

 

改めて、ジャニーズWEST重岡大毅くんからKis-My-Ft2横尾渉さんの担当となることを、この場を使って宣言します。

 

好きという感情一つのみでこうも心を千々に乱れされてしまって、本当にばかみたいと思いながら、誰かをどうしようもなく好きであることをやめられない。また新たな誰かが現れるかもしれないけど、どうかできるだけ長く、わたしの欲望の対象として鎮座していてほしい。

12月の舞祭組待望のアルバムリリース、そして1月から始まるツアー。大変な日々の中でどうか横尾さんが倒れませんように。今年は夢のようなリアルを沢山見せつけてくれて、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

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これだけ鍛えていたら大丈夫かな。